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景気と相場の関係

為替を動かす大きな要因と考えられそうなものとして、
日本や外国の景気の関係があるのではないかと、一見考えられます。

確かに基本的には、景気が良くて経済の強い国の通貨は
買われやすいと考えるのが妥当なところでしょう。
そのようにして、買われていることもありますし、
指標発表で予想より良い数値が出てくると、
その国の通貨の買い材料になることもあります。

ただ、実態はそのまま素直に景気と為替が関係しているわけでもないようです。

実際、日本の景気は2002年から緩やかに拡大し、
「いざなぎ超え」とも言われる戦後最長の景気拡大をしています。
ですが、その間の米ドル/円のレートを見ると、
2002年に130円を超える円安から、2004年には100円近くまで円高になったものの、
その後円安に向かい、2007年1月にはついに120円を超えてきました。
円はドルだけでなく、ユーロなど他の通貨に対しても、円安になっています。

また、日本の場合は円安になることで、
自動車産業などの輸出企業の売り上げが増加し、
輸出関連株に買い注文が集まり株価が上昇するので、
日本の景気を支えることにつながる、といったこともあります。

教科書的な見方ならば、「日本の景気がよい=円高」となりますが、
実際は必ずしもそうではないことを意識しておくと良いと思います。