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豊富な注文方法(3)

FXには、いろいろな注文方法があり、株にはない独自のものもあり、
中には2つ以上の注文を同時に出すようなものもあります。
ここでは、そのようなFX独自の、2つ以上の注文を
同時に出す注文方法について書いていきます。

IFD注文
IFD注文は正確には「IF DONE注文」といい、
2つの注文を同時に出し、
最初の注文が約定したら、
もう一方の注文が自動的に発動される
注文方法です。

IFD注文には、利益確定のIFD注文と損失限定のIFD注文があります。
現在の為替レートを1ドル=117円とし、もう少し安くなったら買いたいということで、
1ドル=116円の買い指値注文を出すと仮定しましょう。

前者は、将来円安が進むと予測し、例えば1ドル=120円まで進むと予測した場合には、
1ドル=116円の買い指値注文と1ドル=120円の売り指値注文を同時に出すIFD注文になります。
後者は、逆に将来円高になるリスクもあると予測し、例えば1ドル=114円までで損失を限定したい場合には、
1ドル=116円の買い指値注文と1ドル=114円の売り逆指値注文を同時に出すIFD注文になります。

OCO注文
OCO注文は既にポジションを持った状態で2つの注文を同時に出し、
どちらかの注文が約定したら、もう一方の注文が自動的にキャンセルされる注文方法です。

仮に1ドル=116円でドルを買ったと仮定しましょう。
その時、利益確定の基準を1ドル=120円、損切りの基準を1ドル=112円としていた場合に、
OCO注文で1ドル=120円の売り指値注文と1ドル=112円の売り逆指値注文を同時に出します。
そうすることで、円安になった時に120円で売れ、逆に円高になっても112円で売れるので、
損失を拡大することを防げます。

IFO注文
IFO注文はIFD注文とOCO注文を組み合わせた注文方法で、
あらかじめ決めたレートに指値をしておくことで、
ポジション取りから決済までを自動的に行う自己完結型の注文方法です。

現在の為替レートを1ドル=117円とし、買いたいレートは1ドル=116円、
利益確定の基準を1ドル=120円、損切りの基準を1ドル=112円と仮定します。
その場合に、1ドル=116円の買い指値注文と1ドル=120円の売り指値注文、
1ドル=112円の売り逆指値注文をIFO注文で同時に出すこととなります。