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クロス円のしくみ

FXでは円を売り、多くの外貨を買うことができます。
ユーロ/円、ポンド/円、豪ドル/円、ランド/円など…
そして、米ドル/円以外の対円通貨ペアはよく、
クロス円と呼ばれてます。

このクロス円と呼ばれるゆえんですが、
ユーロ/円や豪ドル/円などは厳密に言うと市場には存在せず、
実際には米ドルを介し、合成通貨として取引がされるためであり、
例えば豪ドル/円(AUD/JPY)の買い注文ならば、

AUD/JPY = USD/JPY × AUD/USD

と、米ドル/円の買い(円を売ってドルを買い)豪ドル/米ドルの買い(米ドルを売って豪ドルを買い)
注文することで、クロス円の注文の処理を行います。

つまり、クロス円には常に米ドルが絡んでいるため、
取引レートは米ドル相場の上下に影響を受けます。
例えば、米ドル/円が115円、豪ドル/米ドルが0.9000とすると、
豪ドル/円は 115×0.9000=103.50円 となるのです。

よって、クロス円のトレードをする場合、米ドル/円のレートや
他の外貨の米ドルに対するレートに注意が必要
となります。

ちなみに、米ドル/円が他のクロス円ペアよりもスプレッドが小さいのは、
クロス円ペアでは上記の例のように2度取引を行うのに対し、
米ドル/円では直接1回の取引で完了するからなのです。